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「LOCALISM」とは何か

「僕は今まで地元に何も貢献できていない」
私たちの元に、そんな思いの丈を綴った一通のメールが届きました。
今回はnoteを続けていて嬉しかったことを紹介したいと思います。

送り主は帯広市出身の30代。東京でアパレルブランドを展開し、自分たちでも毎年雑誌を制作しているという。「LOCALISM」をテーマに調べていたところ、帯広市noteを見つけ、想いや取り組みに共感したのでぜひ取材させてほしい、とのことでした。

もしかしたら返信が来ないかもしれない、そんな不安を抱きながら連絡してくれたのではないかと思うと、彼の取材依頼に真摯に応えたいと思いました。

同時に、細々と発信してきた言葉や取り組みに共感してくれた人がいたことにとても嬉しくなりました。

PPAPERS(ペイパーズ) Issue 03 LOCALISM

とはいえ、ファッショナブルな方々と私たちのような行政機関が果たしてどういう形で一つの本になるのか。不安と期待が入り混じった気持ちで話をさせていただきました。私たちの取り組みや情報発信に込めた想いが紙面にこもっていますので、雑誌を読んだ方に少しでも感じ取っていただけることを願っています。

帯広市公式noteは関係人口に着目し、地域資源を活用した事業創発を目指した活動から始めたものですが、一つ一つの行動が思いもしなかった未来に結び付く、そんな経験をさせていただきました。彼のように、読んでいただいた方の行動に何かしらの良い影響があることを信じて、続けていこうと思います。

冒頭の彼の悩みから始まり、この街を想い、行動してくれた一歩。LOCALで生きる者として励まされています。彼の原点となる地を想うこと自体が、彼なりの「LOCALISM」なのかもしれません。雑誌作成に関わった全ての方に感謝いたします。

読んでいただきありがとうございました。

彼が通い詰めた近所の温泉はいまも営業を続けています

PWA(プア)
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PWA(Progressive Workers Association)は、変わった人、極端な人、独立した人のための普段着を提案するレーベル。アパレルを販売するだけでなく、クリエーションを軸に人々が連帯するきっかけを生み出すレーベルを目指している。

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